『シュレック』『長ぐつをはいたネコ』がリブート!
ドリームワークス・アニメーションの人気映画『シュレック』と『長ぐつをはいたネコ』がリブートされることが明らかになった。Varietyが報じた。
緑色の怪物を主人公に「これでもか!」とおとぎ話をパロディーにした『シュレック』シリーズは、2001年~2010年までに4作が作られ、『長ぐつをはいたネコ』はそのスピンオフ。第1弾はアカデミー賞長編アニメ賞に輝いたほか、シリーズ全5作の世界興行収入は35億ドル(約3,850億円)を超える人気作だ。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
ユニバーサルを傘下に持つコムキャストは、2016年にドリームワークス・アニメーションを買収。以来、ユニバーサルは『シュレック』を復活させたいと望んでおり、今回『ミニオンズ』などを成功させたイルミネーション・エンターテインメント(ユニバーサル傘下)の代表でプロデューサーのクリス・メレダンドリに、『シュレック』と『長ぐつをはいたネコ』のリブートを依頼したことが判明した。
メレダンドリは、リブートとは言ってもマイク・マイヤーズ(シュレック役)、エディ・マーフィ(ドンキー役)、アントニオ・バンデラス(長ぐつをはいた猫役)といった声優陣には続投してほしいのだという。「あらためて観てみても、彼らの声の演技は素晴らしい。全く新しいものを作ることもできるかもしれないが、わたしは彼らに戻ってきてほしいんだ」と語り、「我々にとって難しいのは、単に続編やシリーズの中の1作という感じがしないような新作がどういうものかということを見つけることなんだ」と続けていた。公開予定時期などは発表されていない。(編集部・市川遥)