『平ジェネ』新イマジン・フータロス声優は滝藤賢一!仮面ライダー初参戦
俳優の滝藤賢一が、映画『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』(12月22日公開)でゲスト声優を務めることが明らかになった。これが「仮面ライダー」シリーズ初参加となる滝藤は、映画オリジナルキャラクターのイマジン・フータロスの声を担当する。
イマジンは「仮面ライダー電王」(2007~2008)に登場した未来からやってきた人類の精神体であり、憑りついた人間のイメージによって怪人としての肉体を得た姿。人間と契約を果たすことで契約者の過去へタイムスリップし、時間を改変することが目的で、契約者に対し「おまえの望みを言え……」と迫る。本作に登場する新イマジンのフータロスはビジュアルがすでに公開されており、声優を務めるのはだれか、注目を浴びていた。
声優に決まったのは、あらゆる役柄を演じ分けることで知られる個性派俳優の滝藤。「平成仮面ライダー」シリーズの集大成となる本作で、物語の鍵となるキャラクターの声を担うこととなった。「オファーをお聞きした時に、“俳優人生22年。ついに私も仮面ライダーに!”と熱い想いが胸に込み上げました」と明かす滝藤は、戦闘シーンのアフレコについて「とても難しかったですが、実際に戦われたスーツアクターの方に色々アドバイスをしていただきながら臨みました」と語っている。
本作にはほか、奥野壮、犬飼貴丈、押田岳、大幡しえり、渡邊圭祐、赤楚衛二、高田夏帆、武田航平、水上剣星、福崎那由他、斎藤汰鷹、大東駿介、生瀬勝久が出演。「仮面ライダー電王」のレギュラーキャストだった俳優の石丸謙二郎、声優の関俊彦、遊佐浩二、てらそままさき、鈴村健一の出演も先日発表され、大きな話題を呼んだ。監督を山口恭平、脚本を下山健人が担当する。(編集部・小山美咲)
滝藤賢一/フータロス役コメント
オファーをお聞きした時に、“俳優人生22年。ついに私も仮面ライダーに!”と熱い想いが胸に込み上げました。
仮面ライダーの思い出としては、「仮面ライダーゴースト」のショーを家族で見に行った時、悪者が客席から出てきて、まだ幼稚園前だった子供がビビッて、おじいちゃんの膝の上でおしっこを漏らしたことです(笑)。
アフレコの中で戦うシーンは、とても難しかったですが、実際に戦われたスーツアクターの方に色々アドバイスをしていただきながら臨みました。
大森敬仁プロデューサー(東映)コメント
カメレオンより多くのカラーに変色できる滝藤賢一さんを、「仮面ライダー」シリーズはずっと狙ってました。
一癖も二癖もあるキャラクターを演じきる魅力は、二面性を持つことが多い同シリーズのキャラクターにはきっと合うはずだからです。
今回、「もしかして滝藤さんってデビュー20周年で20作記念の映画と相性抜群なんじゃ!?」と、下心丸出してオファーさせていただいたところ、ナンと全然違っていたのですが、ナンとナンとご快諾いただきました。
「おもしろそうだから」というシンプルな理由をうかがった時は、自分の下心を恥ずかしく思いましたが、でも、この理由って演じていただく電王の怪人・イマジンたちの行動原理と一緒なんです! 何より“楽しむ”ことをアフレコルームでも表現してくださった滝藤さんのイマジン・フータロス、必見&必聴です。