「キャッスル」ネイサン・フィリオンの新刑事ドラマ フルシーズン決定
テレビドラマ「キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き」などの俳優ネイサン・フィリオンが主演する新ドラマ「ザ・ルーキー(原題) / The Rookie」の第1シーズンが追加で7エピソード製作されることになり、20話のフルシーズンになると The Hollywood Reporter などが報じた。
先月、アメリカで放送がスタートしたばかりの同作は、ロス市警で最年長のルーキー警察官を描いた作品。ネイサンが演じるジョン・ノーランは、大学中退の建設労働者。結婚生活が破綻した約1年後、銀行強盗を阻止したことがきっかけで警察学校に入り、9か月後、ロス市警に配属になる。ジョンは20歳年下のルーキーたちに囲まれ“若い警察官”が直面する危険でユーモアにあふれ、想定外のことが起こる新人の世界で奮闘する。
年齢を重ねているのはキャラクターだけでなく、主演俳優も同じ。新人警察官役のネイサンももう47歳なのだ。TV Lineのインタビューで、走るシーンなどには「ハリウッド大通りを走っているシーンがあるとするよね。視聴者が観るのは、犯人を追いかけている1回だけだ。でも、あらゆるアングルから撮影していて、何テイクもあるから、1回走るシーンごとに30回は走ってるんだ」と説明し、かなりこたえると語っている。
今秋スタートの新ドラマでは、ロバート・ゼメキスが製作総指揮を務める「マニフェスト(原題) / Manifest」、「ブラックリスト」のトム・キーン役で知られるライアン・エッゴールド主演の新医療ドラマ「ニュー・アムステルダム(原題) / New Amsterdam」、「シカゴ・ファイア」「シカゴ P.D.」などのクリエイター、ディック・ウルフが手掛ける「FBI」などのフルシーズンの製作が発表されている。(澤田理沙)