ファンタビ新作、パリでワールドプレミア 豪華キャストが集結
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のワールドプレミアが現地時間8日、フランス・パリで行われ、主人公ニュート役のエディ・レッドメイン、若き日のダンブルドア役のジュード・ロウをはじめとする豪華キャスト陣、そしてシリーズの生みの親で脚本を手掛けたJ・K・ローリングらが登壇した。
世界で大人気の“ハリー・ポッター魔法ワールド”最新作となる本作。舞台は『ハリポタ』シリーズでもおなじみのホグワーツ魔法魔術学校、そしてパリの魔法界へと移り、“黒い魔法使い”グリンデルバルドを追ってニュートや仲間たちの新たな冒険が始まる。
会場にはイベントが始まる数時間前から、ニュートやグリンデルバルドのコスプレをしたり、ホグワーツの制服を着たファンたちの姿が。さらに、魔法使いの大きな杖のオブジェがレッドカーペット横に飾られ、3Dプロジェクションマッピングで劇中に登場するパリの魔法界が映し出されるなど、魔法ワールド一色に包まれた会場に豪華キャストたちが姿を現すと、はち切れんばかりの黄色い声援が湧き起った。
エディは「素晴らしいよ。パリが舞台の映画だからね。でも撮影はイギリス・リーブスデンのスタジオでやったから、パリには来なかったんだ。やっとここに来られた。ここにいる僕らみんな興奮しているよ」とパリでのワールドプレミアに感無量の様子。
また、ジュードらと共に来日することも決定しており、「前回妻と日本に行ったんだけど、とても良い時間を過ごしたよ。毎度食事はおいしいしね」と2年前の来日を振り返るとともに、今回のプロモーションも楽しみにしていることを明かした。
一方のジュードも「パリは素晴らしい街だよ。この都市の素晴らしさが映画の大部分を支えているよ」とパリが本作の魅力の一つになっていることを明かし、来日については「食事もイルミネーション、ショッピングも楽しみにしているよ。今回は京都に行こうと思っているんだ。お寺を回りたいね」と心待ちにしているようだ。
ワールドプレミアにはエディとジュードのほか、キャサリン・ウォーターストン(ティナ役)、アリソン・スドル(クイニー役)、ダン・フォグラー(ジェイコブ役)、エズラ・ミラー(クリーデンス役)、ゾーイ・クラヴィッツ(リタ役)、カラム・ターナー(ニュートの兄テセウス役)、クローディア・キム(ナギニ役)、J・K・ローリング(脚本)、デヴィッド・イェーツ(監督)が登壇。
ローリングはパリでのワールドプレミアに「最高の気分よ。パリは大好きな都市の一つ。来られてうれしいわ」と喜び、本作をようやくお披露目することには「安心したわ。わたしはストーリーを知っているし、今続編に取り掛かっているから、今日ついにみなさんとストーリーを共有できてとてもうれしい。やっといろいろ自由にお話することができるわ」と胸中を語った。(編集部・中山雄一朗)
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日より全国公開