“キセキの世代”に新たな逸材!抜てき続く美少女・白石聖とは?
伝説的人気コミックを実写ドラマ化する「I”s」のヒロイン役を、女優の白石聖(しらいし・せい)が務めることが先日発表された。現在放送中のドラマ「PRINCE OF LEGEND」でも14人のイケメン王子に囲まれるヒロインに抜てきされ話題となるなど、快進撃が続く逸材・白石聖とは?
「I”s」は、かつて週刊少年ジャンプで連載されて人気を博した桂正和の漫画が原作。白石は、漫画史に残る絶対的美少女・葦月伊織役をオーディションで勝ち取った。審査員として原作者の桂も参加したこのオーディションには約700人が集まり、そのなかからヒロインの座を射止めた。
注目作への抜てきが続く白石だが、ここ最近の報道で初めて名前を目にしたという人も多いかもしれない。彼女は1998年生まれの二十歳で、神奈川県出身。透明感あふれる美少女で、柔和な雰囲気も魅力だ。同学年の女優には広瀬すず、橋本環奈、平祐奈、福原遥らがそろい、ネットでは“キセキの世代”とも言われるこの年生まれの新たな才能の1人だ。
デビューは、2016年に放送されたドラマ「AKBラブナイト 恋工場」。その後、映画『きょうのキラ君』『ハルチカ』に出演し、今秋公開された『栞』では三浦貴大演じる主人公の妹役を務めた。ドラマでは「仰げば尊し」「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」にレギュラー出演するなど、デビューから数年で多くの作品に携わってきた。
ヒロインを務める放送中のドラマ「PRINCE OF LEGEND」への出演も話題だ。大ヒットした「HiGH&LOW」プロジェクトのプロデュースチームが手掛け、来春には劇場版の公開も控える同作。片寄涼太、鈴木伸之、佐野玲於ら人気若手キャスト陣がそれぞれタイプの異なる“王子”にふんし、伝説の王子の座をかけてバトルを繰り広げる物語で、白石はヒロインの成瀬果音を演じている。視聴者が嫉妬してしまいそうなポジションだが、王道とは違った魅力のたくましいヒロイン像をいやみなく表現している。
放送開始が控える「I”s」でも、伝説的な人気を博した漫画の実写ヒロインという大役を担う。出演発表時には「漫画史に残る桂先生の作品でヒロインを務めることの責任感は、1年前の撮影からこの日まで、忘れたことがありませんでした」とコメント。思い入れは強く、「伊織として生きられた撮影期間は、私にとって宝物です」とも語っていた。責任を抱えながらも真摯に役と向き合った白石。勢いのある世代のニューヒロインの飛躍に期待したい。(編集部・小山美咲)