機動戦士ガンダム「閃光のハサウェイ」劇場版三部作が制作決定!
21日、人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの新作となる、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」劇場版三部作の制作が、都内で開催された「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト発表会」で明らかになった。またこの日は、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のテレビ放送や、テレビアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」劇場版の展開も発表された。
「閃光のハサウェイ」は、ガンダムの生みの親である富野由悠季が、1989年に書き下ろした小説。アムロ・レイとシャア・アズナブルの激突を描いた映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988)の後の世界を舞台に、アムロの戦友ブライト・ノアの息子であるハサウェイ・ノアの戦いを描く。
シリーズ1作目から続く世界観・宇宙世紀(U.C.)100年以降の歴史を終わりまで描く「UC NexT0100」プロジェクトの第2弾となり、その第1弾として今月30日から劇場公開となる『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』上映時に、予告編が公開される。
この日、1979年のテレビ放映開始から来年で40周年を迎える「ガンダム」シリーズは、“全てのものを超えていく”ことを意味した言葉「BEYOND」をコンセプトに、2019年から2020年にかけて記念事業を展開することを発表。
その一環として、2019年4月に「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のテレビ放送が決定。2014年から劇場でイベント上映された全6話を13本のシリーズとして再編集し、NHK総合で放送される。
また、これまでに3作のテレビシリーズが放送された「ガンダムビルドシリーズ」の最新作、SDガンダムシリーズの新作「三国創傑伝」の企画も進行中。そして、富野由悠季が総監督を務め、2014年にテレビ放送された「ガンダム Gのレコンギスタ」に新作カットを大幅に追加した劇場版を展開。2019年の公開を予定しているほか、同年には舞台版「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」も上演される。
さらに、ガンダム40周年のテーマ曲をアーティストのSUGIZOが担当することも明らかに。所属するロックバンド・LUNA SEAの新曲となる。この日はSUGIZO自身も登壇し、完成前の楽曲を披露した。SUGIZOはテレビ版「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のオープニングとエンディング曲のプロデュースも手掛ける。(編集部・入倉功一)