『ハリポタ』ロンとハーマイオニーの結婚は失敗?キャスト&原作者がコメント
ぶつかり合うことも多かったものの、最終的には結婚することになった『ハリー・ポッター』シリーズのロンとハーマイオニー。ファンの間では「ハーマイオニーはハリーとくっつくべきだった」という声もあるが、原作者であるJ・K・ローリングと演じたキャストたちはどう思っているのだろうか? 過去のインタビューから振り返ってみた。
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ローリングは2014年、ライフスタイル誌Wonderlandのインタビューで、“ハーマイオニーはハリーと結婚した方がよかったかも”とコメント。「わたしが最初に構想した筋書きにこだわってしまったから、ハーマイオニーはロンと一緒になった。わかっています、ごめんなさい。怒るファンはいるかもしれない。でも正直に言うと、作品から離れてみて、その選択(ロンとハーマイオニーの結婚)をしたのはわたしのとても個人的な理由からであって、作品に真実味を持たせるためではなかったとわかった」と打ち明けている。
さらに「こう言うことでファンの心を引き裂いているかしら? そうでなければいいのだけど」とロンのファンを気遣いつつも、ロンとハーマイオニーの結婚生活にはカウンセラーが必要になっただろうと冷静に分析した。同インタビューではハーマイオニー役のエマ・ワトソンも「同じように考えているファンはいると思う。ロンが本当にハーマイオニーを幸せにできるのか、って」とローリングの考えに同意している。
実際、2016年にはロン役のルパート・グリントも「ロンは今ごろハーマイオニーと離婚していると思う」と The Huffington Post に証言。「あの二人は長続きしなかっただろう。今のロンは、小さなワンベッドルームのアパートで独り暮らしさ。それに無職だ」と畳み掛け、ルーナ役イヴァナ・リンチに「離婚しているなんて言わないで。別居しているだけって言ってよ。復縁できるって」と請われ、「ああ、彼らはちょっとの間別居しているだけだ」と言い直していた。
散々な言われようのロンだが、ご安心を。ロンは「死の秘宝」での最後の戦いから19年後を描いた舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」でもハーマイオニーと夫婦生活を続けており、息の合った凸凹夫婦ぶりを見せている。(編集部・市川遥)