『ボヘミアン・ラプソディ』音楽伝記映画として全米歴代ナンバーワンに!
伝説的ロックバンド・クイーンのリードボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』の全米興行収入が、ミュージシャンの伝記映画として歴代ナンバーワンになったことが明らかになった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1978年~現在まで)
現地時間11月2日に全米公開された同作は、業界の予想を上回る興行収入5,106万1,119ドル(約56億円)を稼ぎ出し首位デビュー。公開から10日で興収1億ドル(約110億円)を突破するなど順調な興行を展開し、ついに累計興収は1億6,442万ドル(約181億円)に到達。ヒップホップグループN.W.A.の軌跡を描いた『ストレイト・アウタ・コンプトン』(1億6,120万ドル・約177億円)を超えて、音楽伝記映画として全米ナンバーワンとなった。
ちなみに、このランキングの歴代3位は、カントリー歌手ジョニー・キャッシュの半生を描く『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005)の1億1,952万ドル(約131億円)となっており、興収1億6,000万ドルを突破しているのは上位2本のみ。あらためて、色あせないクイーン人気の高さを証明した形だ。来年5月31日には、『キングスマン』シリーズのタロン・エガートンがエルトン・ジョンを演じる伝記映画『ロケットマン(原題) / Rocketman』が全米公開を控えており、こちらの音楽伝記映画の大ヒットにも期待がかかる。
『ボヘミアン・ラプソディ』は世界中で大ヒットを記録しており、全世界興行収入はすでに5億ドル(約550億円)を突破。日本でも右肩上がりの興行を展開中で、公開4週目にして、累計動員は243万4,670人、累計興収は33億2,358万円に達している(1ドル110円計算)(編集部・入倉功一)。