『101匹わんちゃん』悪女クルエラの実写映画、監督候補は?
映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のクレイグ・ギレスピー監督が、アニメ映画『101匹わんちゃん』の悪役クルエラ・ド・ビルを主人公にしたディズニー製作のエマ・ストーン主演の映画『クルエラ(原題) / Cruella』への監督交渉に入った。Deadlineほか複数メディアが報じている。
当初の予定ではテレビシリーズ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」のクリエイター、アレックス・ティンバースがメガホンを取る予定だったが、ディズニーが撮影開始を早めたことや、ティンバース自身がブロードウェイ版「ビートルジュース」などで忙しかったことで、新たにギレスピー監督に白羽の矢が立ったようだ。
脚本は『007 スペクター』『ブラック・スキャンダル』のジェズ・バターワースが執筆し、製作は『ラ・ラ・ランド』のマーク・プラット、『フォーチュン・クッキー』のアンドリュー・ガン、『プーと大人になった僕』のクリスティン・バーが担当する。
『101匹わんちゃん』の主人公は、ダルメシアン犬のポンゴとパディータ。ポンゴは飼い主の作曲家ロジャーに心優しい女性アニタを引き合わせ、自分もアニタの愛犬パディータと仲良くなり、15匹の子犬に恵まれる。だが、毛皮好きの悪女クルエラに子犬たちを誘拐されてしまい、彼らは子犬たちを捜し出すために、さまざまな計画を立てていく。アニメ版のほかに、グレン・クローズ主演の実写版『101』(1996)、その続編『102』(2000)も公開された。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)