SAO監督の新作アニメ『HELLO WORLD』2019年秋公開!
人気アニメ「ソードアート・オンライン」(略称・SAO)、「僕だけがいない街 」などを手掛けた伊藤智彦監督のオリジナル劇場アニメーション『HELLO WORLD』が2019年の秋に全国東宝系で公開されることが明らかになった。
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『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)などの細田守監督作品で助監督を務めた伊藤監督。SAOシリーズでは、人気小説を原作にバーチャルと現実の世界観が融合した多彩な演出で支持を集め、劇場版も大ヒット。監督第2作目にして人気シリーズに仕立て上げた。注目の新作『HELLO WORLD』は「斬新かつ王道のSFラブストーリー」になるといい、アニメ「正解するカド」で脚本・シリーズ構成を手掛けSFファンからも注目を浴びた作家・野崎まど、「らき☆すた」「けいおん ! 」のキャラクターデザインを担当した堀口悠紀子とタッグを組む。
アニメーション制作を担当するスタジオは、水島精二監督の『楽園追放 -Expelled from Paradise-』(2014)を手掛け、「ガールズ&パンツァー」「SSSS.GRIDMAN」など話題作のCGパートを担当するなど、幅広いジャンルの映像制作を手掛けるグラフィニカ。2Dさながらのフェイシャル造形で描かれるキャラクターと、3Dならではのダイナミックなアクションが融合したエンターテインメント作品を目指す。
伊藤監督は「野崎さん、堀口さんをはじめ、このチームだからこそ目指すことのできる、"いま、つくるべき映画"として、この作品をみなさんに早くお届けしたいという気持ちでいっぱいです」とアニメ界を代表する才能の集合に歓喜。「現時点ではまだタイトルだけしかお知らせできませんが、どうぞご期待ください。メインスタッフそれぞれを応援してくださっているファンの方だけでなく、世界中の方に楽しんでいただけるエンターテインメント作品となるよう、完成までがんばります!」と意気込みを語っている。(編集部・入倉功一)