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マーベル編集長に聞く日本市場への手応え アベンジャーズ4が決め手に

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スパイダーマンポーズ! 日本の漫画・アニメにも詳しいマーベル・コミックス編集長のC.B.セブルスキー氏
スパイダーマンポーズ! 日本の漫画・アニメにも詳しいマーベル・コミックス編集長のC.B.セブルスキー氏

 「スパイダーマン」「アイアンマン」など人気アメコミヒーローで知られるマーベル・コミックス編集長のC.B.セブルスキー氏が来日。「大きなチャレンジだった」という日本市場におけるマーベル人気の盛り上がりへの手応えを聞いた。

【動画】キャプテン・アメリカが涙…『アベンジャーズ/エンドゲーム』予告編

 マーベルスタジオの映画作品群マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は、スタートから10年をかけて日本でも大勢のファンを獲得。一方で、アイアンマンやキャプテン・アメリカを生んだコミック自体の人気についてセブルスキー氏は「日本は独自のエンターテインメント市場……特に漫画・アニメ業界における競争が激しく、そこでマーベルのキャラクターを押し出すのはチャレンジングでした」と告白する。

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 それだけに、今年も多くのアメコミファンが集まった日米ポップカルチャーの祭典「東京コミコン」の光景には、大きな勇気をもらったようだ。「本当に驚きました。会場にはマーベルグッズがたくさんあって、マーベルロゴやキャプテン・アメリカのTシャツを着た人がそこらじゅうを歩いている。みんなマーベルを愛してくれているんだって。そして何より、みなさんのコスプレが過去最高に素晴らしかった。思わず『やった! ついに来た!』って口にしてしまいました」と振り返る。

 「映画の人気ももちろんですが、それと同時に日本ではマーベルグッズ……ファッションや雑貨、ガシャポンでさえ、商品が人気拡大に大きく貢献しています。そうして一つのコンテンツだけではなく、さまざまなことに取り組んできました。我々マーベルと、ディズニージャパンが協力して、パズルのようにゆっくりと、時間をかけてさまざまなものを積み重ねてきました。そうして、日本でもファンをつかみ始めたのかなと思います」

 マーベル映画に目を向けると、来年にはマーベル初の女性ヒーロー単独映画『キャプテン・マーベル』(2019年3月15日)、そして、マーベル映画10年の集大成ともいえる『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日)の公開が控える。「みんなスパイダーマンやキャプテン・アメリカを知ってくれていますが、来年には、世の中がキャプテン・マーベルの星(シンボルマーク)だらけになるんじゃないでしょうか」というセブルスキー氏は「これらの作品が、パズルの最後のピースとして、日本でのマーベル人気を確固としてものにしてくれるはずです」と嬉しそうに語った。

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 ちなみに、今年5月に公開されたシリーズ第3弾『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で描かれた衝撃的な展開には、マーベル・コミックスの社員たちもショックを受けていたとのこと。MCU作品の完成時には、社員向けの上映会が開かれているといい「みんな、映画のなかのギャグなんかも全部理解できますからね。一緒に泣いたり叫んだりして、とっても楽しいんです。一緒にマーベル映画を観るには、最高の人たちです」とのこと。「みんな、アベンジャーズ4を待つこの1年が、人生で一番長い1年だって言ってますよ!」と期待を込めた。

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日より全国公開

キャプテン・アメリカが涙を流す…映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』予告編 » 動画の詳細
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