『映画刀剣乱舞』初日に刀剣男士勢ぞろい!鈴木拡樹ら感無量
『映画刀剣乱舞』の初日舞台あいさつが18日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、俳優の鈴木拡樹ら”刀剣男士”たちが、詰め掛けたファンとともに映画初日を祝った。
名だたる刀剣が戦士へと姿を変えた刀剣男士たちが、歴史の改変を防ぐために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案に、さまざまなメディアミックスを展開している人気コンテンツ初の映画化となる本作。歴史改変の危機が迫る「本能寺の変」を刀剣男士が守り抜く姿が描かれる。
全国51の映画館でライブビューイングが行われたこの日の舞台あいさつには、荒牧慶彦、北村諒、和田雅成、岩永洋昭、定本楓馬、椎名鯛造、廣瀬智紀、耶雲哉治監督も出席。舞台版から座長として作品を引っ張ってきた鈴木は「大事な初日です」と笑顔ながらも強い視線を向けると、「映画館に足を運んでもらえる作品になるように頑張って撮影してきました」と感無量な表情を浮かべていた。
約1年前に行われた今作の撮影は、タイトなスケジュールと極寒のなか、キャストとスタッフが「良いものを作ろう」と一丸となっていたといい、撮影現場は「とにかく楽しかった」とメンバーは口をそろえていた。耶雲監督は「本当に時間がないなか、アクションも激しく、とても過酷な現場だったと思います。そんななか、鈴木くんを座長とした刀剣男士たちみんなが現場を引っ張っていってくれました」とキャストへの感謝を述べる。
雰囲気は最高ながらも、舞台との違いに戸惑うメンバーたちも多かったとのこと。鈴木は「やっぱり難しかったです」としみじみ語ると「ゲームの設定で、狭いエリアのなかで長い武器を使うことがあるのですが、その大変さをリアルに体験できました」と難易度が高かったアクションシーンを振り返る。それでも「アクションチームが、しっかりカメラ割りを含めて指導してくれたおかげで、イメージがしやすかった」と鈴木はスタッフに感謝を述べていた。
映画初日を祝しての鏡割りでは、鈴木が「刀剣乱舞、はじめよう」と、ゲームのロード完了のセリフで会場を盛り上げると、客席のファンからは大歓声が上がっていた。(磯部正和)
映画『映画刀剣乱舞』は公開中