『リメンバー・ミー』監督、ピクサーを退社
映画『リメンバー・ミー』で監督を務めたリー・アンクリッチが、ピクサー・アニメーションを退社することになったと The Hollywood Reporter が報じている。
リー・アンクリッチは、南カリフォルニア大学の映画芸術学部を卒業後、1994年から映像編集者としてピクサーの製作チームに参加。映画『トイ・ストーリー』『バグズ・ライフ』では編集者を務め、映画『トイ・ストーリー2』、『モンスターズ・インク』、『ファインディング・ニモ』で共同監督を務め、そして映画『トイ・ストーリー3』では単独の監督を務めた。
先週の金曜日にアンクリッチは、ピクサーで働く同僚たちに「わたしは別のスタジオで映画を作るために去っていくわけではありません。わたしはずっと必要だった家族と過ごす時間と、長い間、後回しになっていた興味を追求することを楽しみにしています」とコメントし、25年いたピクサー・アニメーションを離れることになった。
昨年、リー・アンクリッチが手掛けた映画『リメンバー・ミー』は、アカデミー賞で長編アニメ映画賞と歌曲賞を受賞した。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)