『映画刀剣乱舞』最高すぎると大反響!ファン納得の完成度が話題
公開中の映画『映画刀剣乱舞』が好評だ。1月18日に公開されるとSNS上でその完成度の高さを評価するコメントが多数上がり、公開週末の「ぴあ映画初日満足度ランキング」(ぴあ調べ)では94.1点で1位に輝いた。
本作は、舞台やミュージカル、アニメなどさまざまにメディアミックスされてきた人気刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案にした実写映画。有名な刀剣が変貌した“刀剣男士”たちが、歴史の改変を防ぐために激しいバトルを繰り広げる。
2017年には「刀剣乱舞」が「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるなど、社会現象化している大ヒットコンテンツとあり、実写映画化決定の一報から注目を浴びていた本作。公開日の18日には早朝から「映画刀剣乱舞」というワードがTwitterのトレンド入り。その日のSNSの話題の中心であり続けた。
公開初日に映画を鑑賞した客からは「歴史っていう固定概念を覆すような作品で、 今までと違う角度から歴史を観る新しさがあった」「殺陣がちゃんとしていて感激しかなかった」「正しい歴史とは何か、 すごく考えさせられるストーリーになっている」(ぴあ発表)などと物語や役者のパフォーマンスが好評を博している。公開前は初の実写映画化とあり期待と不安が入り混じった声もあったが、SNS上にも「最高だった」「ヤバすぎる」と賛辞が相次いだ。
キャストは、舞台版にも出演する三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切国広役の荒牧慶彦をはじめ、北村諒、和田雅成、岩永洋昭、定本楓馬、椎名鯛造、廣瀬智紀といった面々。舞台「刀剣乱舞」ファンにとってはおなじみの顔が多いうえに、2.5次元作品界のスターキャストぞろい。キャラクターを理解して表現の源にすることに長けたプロたちによる演技は事前の期待も大きかったが、それを上回る好演ぶりと「キャラクターのイメージが守られている」ことへの安堵と称賛の声が多く上がっている。
脚本を手がけたのは「仮面ライダー電王」や「仮面ライダーオーズ/OOO」「侍戦隊シンケンジャー」など多くの特撮作品を担当してきた小林靖子。『MARS~ただ、君を愛してる~』などの耶雲哉治がメガホンを取った。“本能寺の変”を舞台に描くまったく新しい物語。ファンが観れば細部までこだわりが感じられる演出がなされている一方で、「刀剣乱舞」を知らない人にもわかりやすいストーリーが展開。そして最後の最後まで観客の想像力をかき立て、作品ファンでなくとも楽しめる仕上がりになっている。(編集部・小山美咲)