松山ケンイチ×早乙女太一×堺雅人が声優参加!今石洋之監督&中島かずき脚本『プロメア』
俳優の松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人が、テレビアニメ「天元突破グレンラガン」「キルラキル」の今石洋之監督、脚本家・中島かずきコンビによるオリジナルアニメーション映画『プロメア』(5月公開)で声優を務めることが決定した。主人公の消防隊新人隊員ガロ役を松山、ガロの宿敵リオ役を早乙女、ガロの上司クレイ役を堺が担当する。
舞台は、突然変異で誕生した炎を操る人種「バーニッシュ」の出現により、全世界の半分が焼失してから30年後。対バーニッシュ用の高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」の新人隊員・ガロ(声:松山)と、攻撃的な一部の面々「マッドバーニッシュ」のリーダー・リオ(声:早乙女)の闘いを描く。2017年夏にロサンゼルスで開催された北米最大のアニメイベント「Anime Expo」でプロジェクトの立ち上げが発表された。
ダブル主演を務める松山&早乙女、堺はいずれも中島が座付作家を務める「劇団☆新感線」の舞台を経験済み。常連俳優である早乙女をはじめ、松山は「蒼の乱」(2014)、劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season風(2017)に、堺は「蛮幽鬼(ばんゆうき)」(2009)に名を連ねている。
3人の声優参加に、中島は以下のようにコメントしている。「松山さん、早乙女さん、堺さんは僕が脚本を書いている〈劇団☆新感線〉の独特のリズム等を理解してくれている方たちなのでまさに第一希望が通った! という感じです(笑)。 松山さんは元々『グレンラガン』等を観ていて『大好きだ!』と話してくれていたので僕も嬉しいです!」
なお公開された第二弾PVでは、「燃えていいのは魂だけだ! 燃えて消すのが俺の流儀だ!」と啖呵を切るガロと、「好きで燃やしているわけじゃない。炎は僕らの一部だ」というリオの激闘シーンが公開。赤と白を基調としたマシンに乗り込んで消防士の纏(まとい)のような武器を豪快に振り回すガロ、リオは黒い鎧をまとい鮮やかな炎で戦うリオの姿が見られる。
その他声優陣に、佐倉綾音、吉野裕行、稲田徹、新谷真弓、小山力也、小清水亜美、楠大典、檜山修之、小西克幸ら。松山、早乙女、堺のコメントは以下の通り。(編集部・石井百合子)
松山ケンイチ(ガロ・ティモス役)
僕が演じたガロという青年は消防隊<バーニングレスキュー>の隊員で、とんでもなく熱い男です。僕もガロに負けないくらい、思いっきり熱く、そして楽しく演じさせて頂きました。この熱き男たちのド迫力のアクション、人間ドラマを映画館で是非とも体験してください!
早乙女太一(リオ・フォーティア役)
炎を操る人種<マッドバーニッシュ>のリーダー、リオはクールな中にも熱い魂を宿した男です。映画も冒頭から熱さ全開の作品となってます。自分も完成が待ち遠しいです! 5月の公開をぜひ楽しみにしていてください!
堺雅人(クレイ・フォーサイト役)
私の演じたプロメポリスの司政官、クレイはガロたち<バーニングレスキュー>の後ろ盾をする男です。ただ、、、これ以上はまだ言えません(笑)。是非ともスクリーンでご覧頂ければと思います。5月の公開をお楽しみに!