キスマイ北山宏光、映画初主演でまさかの猫役も「意外に俺、イケるな」
Kis-My-Ft2の北山宏光が26日、都内で行われた映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』完成報告会見に出席し、映画初主演での猫役に自信を見せた。会見には共演の多部未華子、筧昌也監督も同席した。
板羽皆のコミックを実写化し、交通事故で急死した漫画家(北山)が、猫の姿で現世に戻り、娘と妻(多部)のために人生をやり直そうとするさまを描く本作。猫スーツに身を包み、トラ猫に成り切る北山の姿が話題になっている。
そんな同作の出演が決定した際のことを北山は「マネジャーさんから『映画が決まったよ、猫だけどね』と言われて。どういうことなんだろうと思っていたんですけど、原作を読んで、監督の作品を観て、なるほどと思いました」と述懐。「初映画、初主演、そして初猫ということですから、受け止めるまでに少し時間がかかりましたが、自分の中で挑戦になるなと思いました」と明かす。
しかし、猫スーツを着用した自分の姿を見て、「意外に俺、イケるなと思いました」と笑った北山。猫スーツには肉球がついており、台本をめくることはおろか、飲み物を取ることもできず、「猫の時はみんなに甘えさせていただきました。皆さん、普段から優しいんですけど、猫になったら時は異常に優しかったですね」とにっこり。その猫姿を間近で見た多部は「撮影初日から猫の格好をしていらっしゃったので。かわいいなと思いました」とほめ、筧監督も「猫の撮影が終わると寂しがっていましたね」と付け加えていた。
また、Kis-My-Ft2のメンバーたちの反応について尋ねられた北山は「宮田さん(宮田俊哉)が『マジか! すげえな』とおっしゃっていました」と報告。他のメンバーたちからも好感触が得られたといい、「(猫の)ビジュアルを見て、『どういうことなの?』とみんな食いついてくれて。話を聞いてくれて。早く観たいなと言ってくれましたね」と喜んでいた。(取材・文:壬生智裕)
映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』は2月15日より全国公開