「まんぷく」真一さんに祝福の声!大谷亮平「新たな一歩」
放送中のNHK連続テレビ小説「まんぷく」で、ヒロイン・福子(安藤サクラ)の亡くなった姉・咲(内田有紀)の夫・真一を演じている大谷亮平。29日放送の第99話では真一の人生の転機が描かれた。その真一の変化について大谷が明かした。
大谷ふんする真一は、福子と実業家の夫・萬平(長谷川博己)にとって、縁の下の力持ちのような存在。「戦争から帰ってきてからは、真一はどんな家に住んでいるのかもわからないし、プライベートが見えない。ある意味、さびしい男なんでしょうね。自分の幸せや欲よりも、萬平さんや福ちゃんたちの幸せを願って、助けになりたいというのが、真一の生きがいでもありました。もしも福ちゃんになにかあって、身代わりにならなきゃいけないことが起きたら、一番に手を挙げそうな気がします(笑)」と大谷は真一の性格を分析する。
「最後まで咲のことを思っていくのかどうかは、僕自身も興味深いところでしたが、真一にもようやく自分自身の幸せを考えてもいいのかなというタイミングが訪れます。咲が亡くなろうとも咲の家族ともつながっていきたいという気持ちが真一の原点にはあって、そういうところを許して理解してくれる人に出会えたことで、新たな一歩を踏み出せたんだと思います」
放送後ネット上では、複雑な気持ちをにじませる一方で「真一さんには幸せになってほしい」「真一さん、お幸せに!」と祝福する視聴者が続々。今後の真一は「さらに変わっていくんでしょうね」と言う大谷は、「より感情を表現したり、時には熱くなったり、根底にはこんな明るさがあったんだ、というところが垣間見えると思います」と予告。「まんぷく」ファンにとって願ってもない楽しみが増えるようだ。(清水一)