『アクアマン』の悪役ブラックマンタ俳優、キャンディマン役か?
映画『アクアマン』で悪役ブラックマンタを演じたヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世が、『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール監督が製作する『キャンディマン』のリメイク作品でキャンディマン役の出演交渉に入ったとDeadlineなどが報じた。
1992年に制作されたオリジナル映画は、作家クライヴ・バーカーの短編小説「禁じられた場所」を『不滅の恋/ベートーヴェン』のバーナード・ローズ監督がヴァージニア・マドセン主演で映画化した作品。鏡に向かい5回名前を唱えると現れ、人を襲うとされる「キャンディマン」。貧困層の多い黒人居住区に伝わるこの都市伝説の調査をしていた大学院生ヘレンが、逸話どおりに名前を唱えてしまったことで、彼女の周りで次々に奇怪な殺人事件が起こり始める。音楽を、現代音楽の巨匠フィリップ・グラスが担当したことでも話題になった。
リメイク版では、映画『リトル・ウッズ(原題) / Little Woods』のニア・ダコスタが監督を務め、脚本はピールとウィン・ローゼンフェルドが共同執筆している。米公開は2020年6月12日予定。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)