「ウォーキング・デッド」ヘンリー俳優、実の姉弟はあのキャスト!
現在放送中の海外ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン9で、生存者の一人であるヘンリー役を務めるマット・リンツ。ゾンビがはびこる崩壊した世界で生存する少年を演じている彼だが、実の姉であるマディソン・リンツと弟マクセン・リンツも、かつて同ドラマのキャストだった。
生存者のエゼキエル(カリー・ペイトン)とキャロル(メリッサ・マクブライド)の養子であるヘンリーは、もともと、エゼキエルが治める“王国”に住んでいたキャラクター。現在は、ダリル(ノーマン・リーダス)ら生存者が暮らすコミュニティ・ヒルトップで生活している。
ヘンリーというキャラクターは、ドラマのシーズン7から登場しているが、マットが同役を務めるのはシーズン9の第6話から。それまでヘンリーを演じていたのが、マットの実の弟であるマクセンだ。シーズン9ではストーリーの展開上、タイムジャンプで6年が経過することから、子供だったヘンリーも10代の少年に成長。兄弟で同じキャラクターを演じたことで、その変化をリアルに感じ取ることができる。
さらに、ドラマのシーズン1と2に登場した生存者の少女ソフィアを演じていたのが、マットの実の姉マディソン。マットやマクセンとドラマでの共演はないものの、姉弟そろって同じドラマに出演することは珍しいケースと言える。
製作総指揮と脚本を務めるアンジェラ・カンは、「リンツ姉弟が私たちと共にドラマシリーズに出演してくれるのは、とても楽しいことです」と、 Entertainment Weekly に語っている。後半戦に突入したシーズン9で存在感みせるヘンリーだが、これまでのシーズンをさかのぼり、姉弟の演技を振り返るのも面白いかもしれない。(編集部・倉本拓弥)
「ウォーキング・デッド」シーズン9は、FOXチャンネルで日本最速独占放送中。毎週月曜午後10時~ほか