中村倫也、蒼井優の恋人役に!『長いお別れ』追加キャスト&予告編
直木賞作家・中島京子の同名小説を映画化する『長いお別れ』(5月31日公開)の追加キャストが発表され、中村倫也、北村有起哉らの出演が明らかになった。あわせて主題歌「めぐる」が流れる予告編も公開された。
認知症を患う父・東昇平と、彼を取り巻く家族との別れまでの7年間を描き出す本作。『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督がメガホンを取り、東家の次女・芙美を蒼井優、長女・麻里を竹内結子、母・曜子を松原智恵子、父・昇平を山崎努、麻里の息子・崇を蒲田優惟人が演じる。
このたび、「半分、青い。」「初めて恋をした日に読む話」などの中村倫也が芙美の彼氏・道彦役、『響-HIBIKI-』「アンナチュラル」などの北村有起哉が麻里の夫・新役、オーディションで抜擢された杉田雷麟が成長した崇役を務めることが明らかに。さらに、松澤匠、清水くるみ、倉野章子、不破万作、おかやまはじめ、池谷のぶえ、藤原季節、小市慢太郎が脇を固める。
公開された予告編には、娘に「あんた誰だ?」と投げかけたり、自宅に居ながら家に帰ろうとしたりと、元・中学校校長で厳格な父がゆっくりと記憶を失っていく様子が収められている。そんな父がぽつりとつぶやいたのは、「この頃ね、色んな事が遠いんだよ」という言葉。その言葉を機に、父と向き合うことで自分自身の人生とも向き合っていく家族の姿が、シンガー・ソングライターの優河が歌う主題歌「めぐる」のあたたかなメロディーとともに紡ぎ出されている。(編集部・吉田唯)