立ち入り禁止の一室で…中田秀夫監督×池田エライザ主演『貞子』特報
大ヒットホラー『リング』の中田秀夫監督が約14年ぶりに同シリーズのメガホンをとる映画『貞子』(5月24日公開)の特報が公開。主演の池田エライザをはじめ塚本高史、清水尋也らの恐怖シーンが一部見られる。
特報は、主演の池田演じる心理カウンセラーの茉優(まゆ)の弟で、YouTuberの和真(清水)が火事のあった団地の一室に潜入する自撮り映像からスタート。和真は、見るからに“ヤバそう”な立ち入り禁止の室内に足を踏み入れると、壁一面にお札が貼られているのを目撃したのち異変が起きる。一方、動画サイトでその映像を見ていた茉優が映像をコマ送りで巻き戻すと、和真の背後に長い髪、白い衣服をまとった影が見られ……。
そのほか、貞子が井戸から這い出す “呪いのビデオ”の映像、日本人形、道路に横たわる女性の死体、茉優とともに和真を救い出そうとする祐介(塚本)の張り詰めた表情、洞窟の中に佇む謎の少女など、不穏な映像のオンパレード。茉優にまつわるショッキングなラストが見ものだ。
本作は、見た者は1週間後に死ぬという「呪いのビデオ」の恐怖を描く鈴木光司のホラー小説を映画化した『リング』のシリーズ最新作。同原作者の小説「タイド」に基づき、『貞子3D2』(2013)などの杉原憲明が脚本を務める。(編集部・石井百合子)