松本人志がナレーション『バイオレンス・ボイジャー』5月24日公開
松本人志がナレーションとして参加している、アニメーションと漫画(劇画)を融合した表現を用いた“ゲキメーション”映画『バイオレンス・ボイジャー』の公開日が5月24日に決まった。
同作は京都を拠点に活躍する映像作家・宇治茶が監督・脚本・編集・キャラクターデザイン・作画・撮影の6役を担当した作品。日本の山奥に住むアメリカ人の少年・ボビーと友人・あっくんが、山に遊びに出かけた際に娯楽施設バイオレンス・ボイジャーを発見。楽しく遊んでいたはずが、そこは次第に恐怖のアトラクションへと変貌していく。
リスボン国際ホラー映画祭(ポルトガル)、ファンタジア国際映画祭2018(カナダ)など世界19の映画祭に正式出品された本作で、主人公ボビーの声を悠木碧、ボビーの父親・ジョージの声を田中直樹(ココリコ)、ボビーの母・よし子の声を藤田咲、あっくんの声を高橋茂雄(サバンナ)、あっくんの親友たかあきの声を小野大輔、バイオレンス・ボイジャーの運営者・古池の声を田口トモロヲが担った。そして「特別出演」としてナレーションはダウンタウンの松本。松本は2013年公開の監督作『R100』以来の映画作品参加となった。
ゲキメーションは、作画した絵を切り取り、その原画を紙人形劇のようにカメラの前で動かして撮影される。1976年には楳図かずお原作のゲキメーション作品「妖怪伝 猫目小僧」が製作され、テレビ放送された。(編集部・海江田宗)