今夜『カメラを止めるな!』金ローで初放送!知っておきたいポイント
社会現象を巻き起こした映画『カメラを止めるな!』が今夜(8日・21時~)、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて完全ノーカットで放送される。テレビ初放送に備え、知っておきたい基本ポイントを“ネタバレなし”で紹介する。
そもそも『カメラを止めるな!』とはどんな映画?
本作は、監督・俳優の養成スクール「ENBUゼミナール」のシネマプロジェクト第7弾として製作された。製作費300万円という低予算のインディーズ映画として都内2館で上映がスタート。そこからSNSを中心に口コミが拡がった結果、累計350館以上で上映され、興行収入は30億円を突破する異例のヒットを記録した。「カメ止め」が「2018ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるなど、社会現象と言うべき盛り上がりを見せた。
『カメラを止めるな!』には誰が出ている?
キャストは、メガホンを取った上田慎一郎監督がオーディションで選んだ当時無名の俳優たち。濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学、市原洋、山崎俊太郎、大沢真一郎、どんぐり(竹原芳子)、浅森咲希奈、吉田美紀、合田純奈、秋山ゆずきといった面々が、数か月に渡りリハーサルを重ねて撮影に挑んだ。それぞれが個性的なキャラクターを生き生きと表現している。
『カメラを止めるな!』見どころは?
そんなリハーサルを経て俳優たちに当て書きして練られた、ち密な脚本が作品のキモ。37分に渡るワンカットのゾンビサバイバルシーンからはじまる迫力と緊迫感が、観客をあっという間に作品の世界に引き込んでしまう。劇場公開がにぎわっていた当時、SNSでは「ネタバレなしで観るべき」という声が多く上がっていたのも納得の仕上がり。
『カメラを止めるな!』あらすじは?
人里離れた山の中で、自主映画の撮影クルーがゾンビ映画の撮影を行っている。リアリティーを求める監督の要求はエスカレートし、なかなかOKの声はかからず、テイク数は42を数えていた。その時、彼らは本物のゾンビの襲撃を受け、大興奮した監督がカメラを回し続ける一方、撮影クルーは次々とゾンビ化していく……。(編集部・小山美咲)