『サンドロット/僕らがいた夏』テレビでリブートへ
映画『サンドロット/僕らがいた夏』のテレビ版リブートシリーズが企画されていることが、ベースボールのポッドキャスト、The Rain Delay によって明らかになった。
『サンドロット/僕らがいた夏』キャストのトム・グイリー【写真】
オリジナル映画で監督を務めたデヴィッド・M・エヴァンスが The Rain Delay の司会者に「僕は『サンドロット/僕らがいた夏』をテレビ番組に売ったばかりだ。おそらく2シーズンの製作オーダーが発注されるだろう」と語った。「僕は既にオリジナルのキャストメンバーを雇っている。1984年を舞台に、彼らはみんな33歳くらいになり、それぞれ子供がいる設定なんだ(オリジナル映画は1962年が舞台)。今のところは、それだけなんだ」ともコメントしている。
オリジナル映画は、ひと夏の野球体験で成長していく少年を描いた作品。夏に引っ越してきたばかりの運動の苦手な少年スコッティはなかなか友達ができなかったが、野球のうまい少年ベニーに誘われてチームの一員として迎えられる。だがある日、家から持ってきた義父が大切にしていたベーブ・ルースのサインボールが、怪物が棲むという家に飛び込んでしまったことで、慌てた少年たちは知恵をふり絞ってボール奪回作戦を試みていく。
ちなみに、このテレビシリーズ以外に20世紀フォックスで、『サンドロット/僕らがいた夏』の前日譚(たん)も企画されている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)