浜辺美波「大奥」シリーズ初出演!追加キャスト発表
木村文乃が主演を務めるフジテレビ開局60周年特別企画「大奥 最終章」(3月25日放送)の追加キャストが発表され、新たに小池栄子、浜辺美波、南野陽子、岸井ゆきの、松坂慶子、鈴木保奈美が出演することが明らかになった。小池は2005年のドラマ「大奥 ~華の乱~」に出演しており、5人は「大奥」シリーズは初参加となる。
「最終章」と銘打った「大奥」シリーズの完結作となる本作。“暴れん坊将軍”としても知られる第8代将軍・徳川吉宗の時代を舞台に、徳川家の基盤を立て直した吉宗を陰ながら支え続けた側室の久免の半生が描かれていく。大沢たかおが吉宗を演じ、木村が久免にふんする。
小池が演じるのは、6代将軍・家宣の側室で、7代将軍・家継の生母・月光院。家庭環境に恵まれず幼少の頃から大名諸家に奉公に出るなどしていたが、上昇志向が強く大奥の世界で奮闘していく。浜辺が演じるのは、権大納言・清閑寺熈定の娘・竹姫。本作では、5代将軍・綱吉の養女として大奥に迎えられ、妻は久免だけと心に誓った吉宗との叶わぬ恋も描かれる。
ほか、南野は吉宗の改革に反感を抱く大奥総取締・高瀬、岸井は吉宗に恋心を抱く女中の多喜、松坂は吉宗の生母・浄円院、鈴木は家宣の正室・天英院をそれぞれ演じる。天英院と月光院と骨肉の争いをはじめ、多彩な顔ぶれのキャストが繰り広げる、大奥の女性たちの火花散る争いに期待が高まるところ。
2005年以来の「大奥」参戦となった小池は「『大奥 ~華の乱~』は、自分自身のキャリアを振り返るとターニングポイントとなった作品です。『大奥 ~華の乱~』以降、お芝居の仕事が増えましたので、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びのコメントを寄せている。
また、浜辺は「(「大奥」は)血の出ない女性同士の激しい戦いというイメージですが、その戦いが逆に美しいと思っていました。今回、姫という役柄なので、バチバチとした戦いにはならないと思いますが、撮影の際に有名な女優さんたちがズラッと並んだのを見て、その中に入っていくのは“ただではいかない、力のいる作業”と感じましたので、最後まで撮影を頑張りたいです」と意気込みをみせている。
あわせて主題歌も発表。菅野美穂主演の「大奥」(2003)にも使用された「I Say A Little prayer」を、国内外で活動する女性3人組コーラスグループ・Roys(ロイス)がカバー。華やかな物語を彩る。(編集部・大内啓輔)
フジテレビ開局60周年特別企画「大奥 最終章」は3月25日よる20時~22時54分に放送