アレキサンダー・マックイーンさんがジバンシィ抜擢に興奮！本編映像公開
40歳の若さで他界した天才デザイナー、アレキサンダー・マックイーンさんの人生を追うドキュメンタリー『マックイーン：モードの反逆児』（4月5日公開）の本編映像が公開された。
マックイーンさんはロンドンの労働者階級出身。日々の食費にも困っていた時期を経て、23歳で失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビューし、34歳で大英帝国勲章を授与されるなど瞬く間に時代の寵児となった。本編映像では27歳の時にジバンシィのデザイナーに抜擢されたマックイーンさんが、その反響について興奮気味に答えるインタビュー映像などが収められている。
マックイーンさんは、ジバンシィ抜擢に対する周囲の反応を尋ねられると「みんな気絶してたかも」とユニークな回答。「専用オフィスで電話1本で何でも手に入る 欲しい 欲しい 欲しい と言えば」と、ジバンシィのデザイナーに起用されたことで絶大な力を得られたことを明かしていた。
バレンシアガ、サンローラン、ジョン・ガリアーノ……名だたる高級メゾンが並ぶパリで働くことになったマックイーンさんについて、当時のスタッフは「僕らは今パリで一番話題の人、マックイーンと一緒にいる。特別になった気がした」と回顧すると共に、彼のタフさを示すエピソードも語っている。（編集部・石井百合子）
映画『マックイーン：モードの反逆児』は4月5日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開