「ウォーキング・デッド」ジーザス俳優、新ドラマでプロファイラーに
「ウォーキング・デッド」でポール・“ジーザス”・ロビアを演じたトム・ペインが、米FOX局の新ドラマ「プロディガル・サン(原題)/ Prodigal Son」のパイロット版にキャスティングされた。Deadlineなどが報じている。
【写真】トム・ペイン出演『千年医師物語~ペルシアの彼方へ~』
同作は、犯罪ドラマを新鮮な切り口で描いたものになるとのこと。ザ・サージョン(外科医)と呼ばれた悪名高い連続殺人犯を父に持つマルコム・ブライト(トム)は立場柄、連続殺人犯の心が読める犯罪心理学者。マルコムは研ぎ澄まされた本能とゆがんだ天才的才能を駆使し、犯罪科学プロファイラーとしてニューヨーク市警を手伝い、犯罪者の逮捕に貢献する設定。
劇中のプライベートでは、マルコムを巧みに操ろうとする母親と、いらだつほど普通の妹、いまだに息子との関係を築こうとする殺人鬼の父親がおり、性格的に大きなダメージを負っている。母親を「スキャンダル 託された秘密」で大統領メリー・グラントを演じたベラミー・ヤング、殺人鬼の父親をマイケル・シーンが演じる。
トムが演じるマルコム役は、当初は「Marvel アイアン・フィスト」のフィン・ジョーンズに決まったと報じられていたが、台本の読み合わせ初日に製作側のイメージと違っていることが明らかになり、配役し直されたという。(澤田理沙)