ブラックリスト、降板なくシーズン7決定 「ワンデイ -家族のうた-」は打ち切り
テレビドラマ「ブラックリスト」が更新され、メインキャストの降板なく第7シーズンが決まったとDeadlineが報じた。
同ドラマはアメリカでは民放局のNBCで放送されており、民放ドラマの出演契約は6年が通常とのこと。そのため、現在米放送中の第6シーズンでメインキャストの契約が一斉に切れることになっていた。レイモンド・レディントン役のジェームズ・スペイダーは、かなり早くに交渉をし、6年契約にさらに1年を足していたため問題はなかったとのこと。エリザベス・キーン役のメーガン・ブーン、ドナルド・レスラー役のディエゴ・クラテンホフ、ハロルド・クーパー役のハリー・レニックスも話し合いの末、新たに出演契約を延長したことで、早めのシーズン7決定につながったようだ。
また、英作家ニール・ゲイマンの同名小説をテレビシリーズ化した「アメリカン・ゴッズ」は第3シーズンが決定。北欧やインド、アメリカンインディアンなど、世界中の神話に登場する古き神々と、金、テクノロジー、セレブ、薬物などを愛する現代文明から生まれた新しい神々の戦いが描かれている。
「視聴者は『アメリカン・ゴッズ』を崇拝し続けています。この素晴らしいシリーズがさらに続くことを真の信者たちに発表できることに興奮しています」とStrazのカルミ・ズロトニクはコメントし、新たなショーランナーのもと、小説に描かれた世界を届け続けたいと言っている。
一方、キューバ系アメリカ人の家族を描いたNetflixドラマ「ワンデイ -家族のうた-」は第3シーズンで終了。Netflixは更新を熟慮したものの、視聴者数が足りなかったため、難しい決断をせざるを得なかったとTwitterで発表している。同ドラマは Sony Pictures TV が所有しているため、今後は別の局または媒体で継続できるかを検討するという。(澤田理沙)