シティーハンター・北条司、実写映画の総監督に初挑戦!『エンジェルサイン』製作決定
人気漫画「シティーハンター」などで知られる漫画家・北条司が、実写映画の総監督に初挑戦する新作『エンジェルサイン』の製作がスタートした。セリフを使わない短編漫画を募集する「サイレントマンガオーディション」に寄せられたストーリー数編と、北条自身の手掛けるオリジナルストーリーを織り交ぜた「愛のものがたり」が展開する。
「サイレントマンガオーディション」は、漫画における“演出力”を評価する国際規模の賞で、北条総監督は第1回から審査員を務めている。募集作品はセリフを使わない短編マンガとなっており、アニメや実写ドラマ、映画になる可能性を秘めた作品が世界各国から多く寄せられる。
本作の企画を立案したのは、「週刊少年ジャンプ」5代目編集長として最大発行部数653万部を達成した経験もある、ノース・スターズ・ピクチャーズ代表取締役社長の堀江信彦。北条総監督らと共に株式会社コアミックスの立ち上げなどにも携わる堀江は、後進の育成にあたるため「サイレントマンガオーディション」を主催。北条は、その堀江の思いに共感して、実写映画の総監督に初挑戦する。
総監督を務めるにあたり、北条は「マンガを描くのとは違い、映画制作はとても新鮮です。 気を引き締め、粛々と臨んでいきたいと思っています」とコメント。代表作「シティーハンター」20年ぶりの新作アニメ『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』のヒットで再び注目を浴びる北条総監督が、新たな試みに挑む。(編集部・倉本拓弥)