月9初主演の窪田正孝「ロンバケ」が大好き 唐沢寿明との驚きのエピソード披露
俳優の窪田正孝が5日、都内で行われた月9ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ・毎週月曜夜9時~)取材会に出席。先月、舞台の公演中に右足をケガした窪田は、担当医師を役作りの参考にしていることを明かした。本作は平成最後の月9となり、窪田が初の月9主演を務める。この日は、本田翼、広瀬アリスも来場した。
原作・横幕智裕、漫画・モリタイシのコミック「ラジエーションハウス」を基にした同ドラマは、型破りな天才放射線技師・五十嵐唯織(いがらし・いおり)ら放射線科“ラジエーションハウス”の日々を描く医療ドラマ。窪田は写真には必ず真実が写ると信じている主人公・唯織、本田は放射線科医・甘春杏(あまかす・あん)、広瀬は新人放射線技師・広瀬裕乃を演じる。
先月、舞台「唐版 風の又三郎」の公演中に負傷した窪田は、「順調に回復しています」と報告しつつ、「怪我の功名」としての裏話も紹介。大阪の病院でMRI検査をした際、「若い男性(医師)がすごく普通の感覚で、お医者さまと患者さんではなく、人対人で接してくれたことが印象的で、唯織くんに繋がるものがあった」そうで、「(唯織は)優しく、その人(の心に)に入っていってしまうので、参考にさせてもらえたことが大きいです」とその影響を明かした。
初主演を務める月9ドラマについては、「月9は子どもの頃から観ていたので、30歳になってそこに立てることは喜びが大きい反面、責任はあると思っています」とその重みをかみしめる。しかし、「主役という意識はなく、ドラマの世界で生きていく役割や責任が大きくなっていくだけ、と解釈しているので気負いはない」と話すと、「メンバーみんなが個性的で、いつもうるさいくらいチーム感がどんどん出来上がっているので、それが映像にも反映されると思います」と自信をのぞかせた。
また、これまで放送された月9の中では木村拓哉、山口智子の共演により社会現象を巻き起こした「ロングバケーション」(1996)が大好きだったそう。「よく、(山口の夫の)唐沢寿明さんと一緒にご飯をさせてもらうんですけど、そこに智子姉さんが来られた時に『うっ!』となりました」と微笑ましいエピソードも披露していた。(取材:錦怜那)
「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」はフジテレビ系にて4月8日より毎週月曜夜9時~放送(初回30分拡大放送)