ムロツヨシ、逆オファーで念願の秘書役!『最高の人生の見つけ方』に出演
俳優のムロツヨシが、吉永小百合と天海祐希共演の映画『最高の人生の見つけ方』に出演することが明らかになった。原案となったハリウッド版が大のお気に入り。なかでも、劇中に登場する秘書役に憧れていたというムロは、逆オファーで念願の役を獲得。「このめぐり合わせは“嬉しい”の一言ではもう言い表せない。スゴイと思うと同時に、言ってみるもんだなと思いました(笑)」と喜びを表現している。
原案のハリウッド版は、余命宣告を受けた二人の男性(ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン)が、死ぬまでにやっておきたいことを成し遂げるため冒険旅行へ繰り出すヒューマンドラマ。本作では、余命宣告を受けた主婦・北原幸枝(吉永)と女社長・剛田マ子(天海)の二人が、病院で出会った少女が持つ「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行していく。
ムロが演じるのは、天海演じる女社長の秘書・高田学。余命わずかな幸枝とマ子の突拍子のない提案に翻弄されるも、二人の良き理解者としてサポートに回る役どころだ。
ハリウッド版について「好きな映画はなんですか? と聞かれたらいつもこの映画をあげていた」というムロは、同作でショーン・ヘイズが演じた秘書トマス役に憧れを抱いていた。プロデューサーの小岩井宏悦によると、「実は、別の役で出演の依頼をしに行った際、ムロさんから『秘書役をやりたい』と逆オファーがあった」といい、ムロの熱意がきっかけで秘書役に決まったという。
念願の秘書役に、ムロは「今の事務所に入ってから、『この映画がリメイクされたら秘書を演じたい』と様々なインタビューで答えてきた。その夢が叶った形となりました」と喜びのコメント。「オリジナルが好きな分、役に自分らしさを出すことを心がけました。天海さんも『楽しくやろう』と言ってくださって、緊張はしましたがオリジナル版の役柄をそのまま演じないように意識しました」と撮影を振り返っている。(編集部・倉本拓弥)
映画『最高の人生の見つけ方』は10月11日全国公開