原作超え!山崎賢人、キングダム原泰久からの高評価に感無量
俳優の山崎賢人が8日、都内で行われた映画『キングダム』公開直前イベント試写会に登壇。原作者の原泰久から山崎の演技を絶賛するコメントが寄せられると感無量の表情を浮かべていた。イベントには山崎のほか、吉沢亮、橋本環奈、本郷奏多、キングダム大好き芸人の吉村崇(平成ノブシコブシ)も出席した。
中国春秋戦国時代を舞台に、戦災孤児で奴隷の信(山崎)と中華統一を目指す若き王・エイ政(吉沢)が挑む「玉座奪還の戦い」を描いた本作。実写化の話が出る前から原作が大好きだったという山崎は、作品のために食事制限で体重を絞るなど徹底的な役作りに挑んだ。
この日は原からは「原作の1巻から5巻の信よりも、山崎くんが演じた信の方が魅力的だった」というコメントが届く。それを聞いた山崎は照れくさそうな表情を浮かべつつも「僕は漫画の信を見て役を作っていきました。無限の可能性と誰よりも高く飛ぶというパワー……ずっと全力で命を吹き込めればと思っていました。だから生みの親である原先生にそういっていただけると本当に嬉しい」とかみしめるように語っていた。
またこの日は、29の設問に答えると「キングダム」に登場するどのキャラクターに近いかがわかる「キングダムキャラクター診断」のコーナーも開催。山崎は劇中で信を演じているが、結果は吉沢ふんする漂という診断に。漂は「バランス型リーダータイプ」で協調性や順応性がある優等生タイプと解説されると、吉沢は「そうなんだ……」とやや腑に落ちない表情を浮かべる。すると本郷も「賢人くんはバランスをとるというよりは、自分の道を進むタイプだよね」と追随。山崎自身も「バランス取れないんです」とマイペースであることを認めていた。
実写映画化の発表以来、大きな注目を浴びている今作もいよいよ公開が近づいてきており、山崎は「とにかく熱い。それが『キングダム』の良さです」と強い視線で語ると「やや寂しさもあるのですが、この熱が広がるワクワクさが勝っています。とにかく楽しんでほしいです」と客席に呼び掛けていた。(山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記)(磯部正和)
映画『キングダム』は4月19日より全国公開