志尊淳、初カンヌでピンクカーペットに登場!主演ドラマで快挙
俳優の志尊淳が現地時間7日、フランス・カンヌ国際シリーズフェスティバル「CANNESERIES=Cannes International Series Festival」に出席し、主演ドラマ「潤一」の関係者とともにピンクカーペットを練り歩いた。
今年が2回目となる同フェスティバルは、連続ドラマを対象とする国際的ドラマの祭典。志尊は7月にカンテレで放送予定(関西ローカル・配信も予定)の6話連続ドラマ「潤一」で主演を務めており、同作は日本ドラマとして初めて「カンヌシリーズ」でノミネートを果たすという快挙を成し遂げた。今回はノミネートされた10作品が6日間にわたってカンヌ映画祭と同会場で上映され、作品賞・主演賞・脚本賞・音楽賞・特別賞が選出。現地時間10日夜に授賞式が行われる予定となっている。
この日、午後3時からの上映会に姿を見せた志尊は、共演者の藤井美菜、北原栄治監督、広瀬奈々子監督、河村光庸プロデューサーとともに、満場の観客から大きな拍手で出迎えられた。カンヌ市民をはじめ、同時期にカンヌで開催されている海外見本市に参加している世界各国の映像コンテンツ関係者などがつめかけた会場で、ドラマの第1話、第3話が上映された。
午後7時(現地時間)からは、会場前に敷き詰められたピンクカーペットにスペインからのノミネート作品「PERFECT LIFE」の出演者らと登場した志尊。車からピンクカーペットに降り立ち、海外メディアのインタビューやフォトセッションに対応しながら訪れた人々に手を振り、ゆっくりと歩みを進めた。
今回、カンヌが初めての志尊は「作品を撮っているときは、このようになるとは思っておらず、とにかく全員で一つの作品を作ることに徹していたので、キャスト・スタッフのみなさんの、熱意がこのような形となり感謝で一杯です」と興奮した様子でコメントを寄せた。
志尊主演の「潤一」は、人気作家・井上荒野の同名小説を原作に、寄る辺ない日常に埋もれていた女たちが青年・潤一と出会ったことで、束の間の輝きを取り戻すさまを追う連続ドラマ。一人の女のそばには留まらない潤一と、年齢の異なる6人の女性との刹那の恋が繊細に描き出される。(編集部・大内啓輔)