「まんぷく」総合視聴率27%!過去5作で最高 タイムシフト視聴に伸び
3月30日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「まんぷく」全151回のタイムシフト視聴率と総合視聴率が8日に発表された。(ビデオリサーチ関東地区視聴率調査)
タイムシフト視聴率は、リアルタイム視聴の有無にかかわらず、放送の録画から7日内(168時間内)での視聴率を表す指標となる。NHKによると、「まんぷく」の期間平均リアルタイム視聴率は21.4%、タイムシフト視聴率は7.2%、総合視聴率は27.0%だった。
過去の連続テレビ小説では、2018年度前期の「半分、青い。」が26.2%(リアルタイム21.1%/タイムシフト6.9%)を記録。「わろてんか」は24.2%(リアルタイム20.1% /タイムシフト5.3%)、「ひよっこ」は25.2%(リアルタイム20.4% /タイムシフト6.0%)、「べっぴんさん」は25.0%(リアルタイム20.3% /タイムシフト5.8%)となっており、「まんぷく」は過去5作品のなかで最高の数値。特にタイムシフト視聴の伸びが顕著になっている。
「まんぷく」は、インスタントラーメンを生み出した夫婦の知られざる物語を描いた作品。ヒロインの福子を安藤サクラ、福子の夫で実業家・萬平を長谷川博己が演じ、「龍馬伝」「ガリレオ」シリーズなどの福田靖が脚本を手掛けた。現在NHKでは、広瀬すず主演の「なつぞら」を放送中。初回視聴率22.8%をマークする好スタートを切っている。(編集部・入倉功一)