「ザ・クラウン」故ダイアナ妃を演じる女優が決定
Netflixドラマ「ザ・クラウン」の第4シーズンで、後のダイアナ妃となるダイアナ・スペンサー役が決まったと The Wrap などが報じた。
演じるのは新人女優のエマ・コリン。これまでテレビドラマ「グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース」にゲスト出演しているほか、短編映画への出演経験があり、バットマンの執事アルフレッドの前日譚(たん)ドラマ「ペニーワース(原題) / Pennyworth」にも出演が決まっているという。
チャールズ皇太子との婚約を発表したころの初々しいダイアナの面影があるエマは、大役に抜てきされた心境をコメント。「この番組にくぎ付けだったわたしが、才能ある俳優陣に加わることは夢のようです。ダイアナ妃はアイコンで、彼女が世界にもたらした影響は幅広く、気持ちを奮い立たせてくれます」と語り、ピーター・モーガンの脚本で彼女を演じられることは非常に貴重な機会で、実物通りのダイアナを演じられるよう頑張りたいと言っている。
今年中に配信が始まる第3シーズンからは、英国女王エリザベス2世と夫のフィリップ殿下を演じる俳優がオリヴィア・コールマンとトビアス・メンジーズに代わる。第4シーズンの撮影は今年後半に始まるという。(澤田理沙)