2代目しんちゃん声優・小林由美子、初の劇場版参加に感無量!
声優の小林由美子が20日、都内で行われた『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』公開記念舞台あいさつに出席。昨年7月からしんのすけの声を担当している小林が、初の劇場版に挑んだ熱い思いを吐露した。
本作は、劇場版『クレヨンしんちゃん』シリーズ第27弾。オーストラリアへ新婚旅行に行った野原一家が、ひょんなことから“伝説のお宝”争奪戦に巻き込まれていく姿が描かれる。
小林は、26年以上しんのすけを演じてきた矢島晶子の後を継ぐ形で、昨年7月から大役を務めているが「アニメもそうですが、映画も歴史があり、劇場版のファンも多い作品。緊張して眠れない日々でした」とアフレコ時にはかなりの重圧を感じていたという。それでも、台本を読んで世界観に引き込まれ、前向きな気持ちが芽生えたことを明かした。
この日は、小林のほか、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみ、ゲスト声優の木南晴夏、小島よしお、りゅうちぇる、橋本昌和監督も登壇。小林は「わたしが変に緊張しないように、みなさんがすごく声をかけてくださるなど、本当に温かい人たちばかり。ありがたかった」としんちゃんファミリーに感謝の意を述べていた。
また、ゲスト声優たちには「大切な家族に伝えたいこと」というお題が。木南は、幼少期に第1巻が発売された「クレヨンしんちゃん」の漫画を親におねだりした思い出を語ると、「最初に1冊があったから、今日につながった」と漫画を買ってくれた親に感謝。りゅうちぇるも「僕をいつも強くしてくれて、パパにしてくれてありがとう」と妻であるぺこと息子のリンクへの感謝を語る。そんなりゅうちぇるに、ぺこからの手紙がサプライズで送られると、感極まった表情を見せていた。
客席には親子連れがたくさん詰め掛けた。初日を迎えるまで「お尻がムズムズして落ち着きがない緊張の日々だった」と語っていた小林だったが、子供たちの笑顔を見ると「感無量です」と破顔。続けて「ゴールデンウィークにも突入しますので、アトラクション気分で観にきてください」と呼びかけていた。(磯部正和)
『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』は全国公開中