米倉涼子ら、アベンジャーズ吹替声優が集結!『エンドゲーム』公開を祝福
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(4月26日全国公開)のスペシャルスクリーニングイベントが25日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、米倉涼子、加藤浩次を筆頭に、これまでのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品に参加した日本語吹替キャスト9名が勢ぞろいした。
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前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、最凶最悪の敵サノスに敗れたアベンジャーズが、再び立ち上がるさまを描き出した本作。この日は、米倉や加藤のほか、竹中直人、内田有紀、山寺宏一、遠藤憲一、溝端淳平、秋元才加、百田夏菜子が出席した。
『エンドゲーム』が日本で最速上映される本イベントには、大勢のファンが来場。ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)の吹き替えを担当した米倉は、本上映会の倍率が高かったことに驚きつつ、「『アベンジャーズ』から(吹き替えを)7年やらせていただいたということで、マーベル作品を熟知することができました。今回がエンドゲームということで、さみしいですよね」としみじみ。
一方、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメンバー・ロケットの声を担当した加藤は、「僕みたいなチンピラあがりの司会者が、ディズニーさんと仕事ができるなんて思っていなかった。本当にディズニーさんは寛容だなと思います」と自虐発言。本作でアベンジャーズのメンバーと行動を共にするロケットについて、「まさかあのロケットがアベンジャーズに参加するとは思わなかった」と驚きを見せた。
また、前作で消滅してしまったヒーローの声を担当したキャストは複雑な思いを抱いていた様子。まずファルコン役の溝端が「切なかった」と切り出せば、マンティス役の秋元も「涙が止まらなかったです」と同意。さらにシュリ役の百田も「『インフィニティ・ウォー』でシュリは消えたのかどうかわからない状態だったんですけど、後で消えたリストに入っていた時は衝撃でした」と悔しさをにじませた。
公開前日にもかかわらず、未だ謎が多い本作。吹替キャスト陣も自分のキャラクターが登場するシーンしか観ていないため、内容は理解していないという。登壇者から「これで終わるのなんて嘘でしょ」「本当に終わるの?」といったコメントが飛び出す中、スター・ロード役の山寺は、「これを観ないと平成が終わらないですから。これを観ないと気持ちよく令和に行けないんじゃないかという気持ちがあります」とコメントし、ファンからの熱い拍手を浴びた。
さらにグルート役の遠藤が、「きっとガッカリさせないような終わり方が待っているんじゃないかなと思います」と続けると、山寺も「そうじゃないと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の次回作もね」と同調。加藤も「(ジェームズ・ガン)監督も戻ってきたことだしね」とMCUの今後に期待を寄せる声も飛び出した。(取材・文:壬生智裕)