007新作、悪役は『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレックに決定!
映画『007』シリーズ第25弾の会見がジャマイカで行われ、映画『ボヘミアン・ラプソディ』で第91回アカデミー賞主演男優賞に輝いたラミ・マレックの出演が発表された。
ジャマイカは、原作者イアン・フレミングが「007」シリーズを書き上げた場所。記念の地にジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグ、マネーペニー役のナオミ・ハリス、ボンドガール役のレア・セドゥをはじめとしたキャストがそろったが、ラミは現在ニューヨークで「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」シーズン4の撮影中のため参加ならず。ビデオメッセージを寄せ、「皆がイアン・フレミングのアイコニックな場所にいることなんて、全然羨ましくない。近々キャストとクルーの一員となることを楽しみにしている。ボンド氏の25回目の旅路を大変なものにすることを約束するよ」と悪役に成り切って語り、ダニエルを「不気味だね」と怖がらせていた。
第25弾のオープニングでのボンドはスパイとして働いてはおらず、ジャマイカでの静かな生活を楽しんでいるとのこと。しかし、旧友のCIA職員フェリックス・ライターが彼の助けを求めて現れ、誘拐された科学者を救出するミッションに乗り出したことから、巨大な陰謀に巻き込まれていく。撮影はジャマイカのほか、ノルウェー、イタリア、ロンドンのパインウッド・スタジオで行われる。
なお、第25弾のタイトルはまだ決まっていない。この日はQ役のベン・ウィショー、M役のレイフ・ファインズらの続投や、Amazon/BBCのドラマ「Fleabag フリーバッグ」のフィービー・ウォーラー=ブリッジが脚本家として加わったことも発表された。メガホンを取るのは、日系アメリカ人監督キャリー・フクナガ。(編集部・市川遥)
映画『007』第25弾は2020年に日本公開