「POSE ポーズ」が最優秀ドラマ!第30回GLAAD賞
GLAAD(The Gay and Lesbian Alliance Against Defamation“中傷と闘うゲイとレズビアンの同盟”)が主催する第30回GLAADメディア・アワードの第2部が発表され、テレビドラマ「POSE ポーズ」が最優秀ドラマに選ばれた。
同ドラマは1980年代のニューヨークを舞台に、ダウンタウンの住民と文学シーン、そしてボール・カルチャーとして知られるLGBTのサブカルチャーを描いた作品。ほかには、「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」が最優秀リミテッドシリーズに、『ある少年の告白』が最優秀映画(リミテッドリリース)に選ばれている。
「この30年でメディアにおけるイメージは、LGBTQの人々のユニークさとダイナミックなストーリーをたたえるまでに進化し、LGBTQコミュニティーの受け入れも加速されました」とGLAADのCEOサラ・ケイト・エリスはコメント。多様性に富み、重要なLGBTQのストーリーや課題を主流メディアの前面に押し出してくれる、今年の受賞作「POSE ポーズ」やCNNのドン・レモンによる同性婚に対する最高裁判所の判決報道などは、基準となるレベルを引き上げた結果だと言っている。(澤田理沙)