ゾンビに気付かず歌い踊る!イギリス発ゾンビミュージカルの本編映像
イギリス発の青春ゾンビミュージカル映画『アナと世界の終わり』から、主人公の女子高生アナが近隣住民がゾンビとなり、町が無法地帯と化しているのにも全く気付かずに歌い踊るミュージカルシーンが公開された。
SF、ホラーといったジャンル映画に特化した世界各国の“ファンタスティック映画祭”で映画ファンの心をわしづかみにした本作。イギリスの田舎町で鬱屈した日々を過ごす負け組高校生たちが、歌って踊ってゾンビに立ち向かう。
今回公開されたのは、ゾンビとミュージカルが禁断の出会いを果たしてしまったことがよくわかるシーン。イヤホンをしたアナが「新しい朝」「今までと違う気持ち」「何かが始まる」「これを待っていた♪」とウキウキで登校するのだが、周囲はゾンビだらけ! 人は逃げ惑い、道は荒れ果て、遠くの家からは黒い煙がのぼっていたりと完全なるアポカリプス状態の中、それと気付かず軽快に歌い踊るアナがめちゃくちゃシュールだ。ゾンビ映画が大好きだという監督のジョン・マクフェイルは、このシーンについて「『ショーン・オブ・ザ・デッド』からインスピレーションを得た」と明かしている。(編集部・市川遥)
映画『アナと世界の終わり』は5月31日より新宿武蔵野館ほか全国公開