芦田愛菜、米津玄師のファンだった!「歌詞が素敵」
女優の芦田愛菜が9日、都内で行われたアニメーション映画『海獣の子供』(6月7日全国公開)の完成報告会見に出席し、本作の主題歌を担当したシンガーソングライターの米津玄師のファンであることを明かし「歌詞が素敵。米津さんが好きなので、主題歌を歌ってくださると聞いた時はびっくりして楽しみでした」と語った。
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本作は五十嵐大介のコミックを、『鉄コン筋クリート』などで知られるアニメーション制作会社STUDIO4℃が映画化。14歳の少女・安海琉花(あずみ・るか)とジュゴンに育てられた兄弟の交流を描く。この日は芦田のほか、石橋陽彩(海役)、浦上晟周(空役)、森崎ウィン(アングラード役)、田中泯(ジム役)、渡辺歩監督も出席した。
主人公・琉花の声を担当した芦田は、「映像がとてもきれい。水の表現がダイナミックで躍動感があって、水が生きているみたい。そこにさらに音楽が加わって、作品を引き立て合っているという感じでした」と本作の魅力を熱弁。さらに、米津が手掛けた主題歌「海の幽霊」を絶賛する。
劇中に登場する「人間は言葉にしないと思っていることを半分も伝えられない」というセリフを引用した芦田は、米津の歌詞がこれを踏まえた内容になっていると説明し「わたし自身も言葉にできないことがたくさんあるけど、その時感じたことを心に留めておくのがいいとこの作品を観て思いました」としみじみ語った。
また、今週末に控える母の日について尋ねられた芦田は大人顔負けのコメント。「今年はお母さんの家事手伝いデーにできたらいいなと思っています。お母さんとは映画を一緒に観に行ったりすることも多いので、(公開されたら)この映画を一緒に観に行くのもいいですね」と笑顔で締めくくっていた。(取材・文:名鹿祥史)