ウィル・スミス×山寺宏一!日米ジーニーがコラボ
ハリウッドスターのウィル・スミスが16日、恵比寿ガーデンプレイスにて行われた実写映画『アラジン』マジックカーペットイベントに登場し、アニメ『アラジン』そして今作のプレミアム吹替版でジーニーの声を担当した山寺宏一とのコラボを心から喜んだ。
【写真】ウィル・スミスめっちゃ楽しそうでこんな風に生きたいって思う(イベントの様子)
ディズニーアニメーション不朽の名作『アラジン』を、『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が実写映画化した本作。貧しくも清らかな心を持ち、人生を変えたいと願っている青年アラジンが、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミン、3つの願いを叶えることができるランプの魔人ジーニーと共に、胸躍る冒険を繰り広げる姿を描いた壮大なエンターテインメント作品だ。
この日はウィル、山寺のほか、「ホール・ニュー・ワールド」をはじめ数々の名曲を生み出してきた作曲家アラン・メンケン、プレミアム吹替版キャストの中村倫也(アラジン役)、木下春香(ジャスミン役)、北村一輝(ジャファー役)も出席。約1,000人が集まったレッドカーペットイベントでは、写真撮影やサインに応じるなど、手厚いファンサービスを行った。
その後に行われたスペシャルステージでは、アランが名曲「ホール・ニュー・ワールド」「フレンド・ライク・ミー」をピアノ演奏するコーナーからスタート。このライブ後に、ゲストたちは登場する予定だったが「フレンド・ライク・ミー」が始まるとウィルがフライングでステージに姿を現す。予想外のことにファンは大いに盛り上がると、そのまま「フレンド・ライク・ミー」スペシャルバージョンが展開された。
中村や山寺、木下、北村がマーチングバンドやダンサーと共にやってくると、ウィルのテンションはさらに上がり、中村と共にステップを踏んだり、山寺と肩を組んでボイスパーカッションを披露する場面も見られた。名曲で会場が一体になると、ウィルは「この映画に関わることになって最初に覚えた曲が『フレンド・ライク・ミー』でした」と語り、「即興でしたがメンケンと一緒に歌えて最高でした」と満足そうな表情を浮かべる。
ウィルがメンケンのピアノ演奏にサプライズで登場したことについて、日本版ジーニーの山寺は「僕も出ていきたかったのですが、新しい映画の歌詞を覚えていなくて……」と苦笑いを浮かべていたが、ウィルは「違う言語で声をやっていただいた方にお会いできるのは珍しいこと。今日はお会いできて最高ですし、二人の共通点はハンサムということですね」と発言。握手をしたあと、がっちりと肩を組み、日米ジーニーの共演を喜んでいた。映画の公開は6月7日から。(磯部正和)