アラン・ドロン83歳、名誉パルムドール受賞に涙
第72回カンヌ国際映画祭
フランスの俳優アラン・ドロン(83)が第72回カンヌ国際映画祭で名誉パルムドールを受賞し、感極まって涙を見せた。
『太陽がいっぱい』『若者のすべて』『山猫』『サムライ』をはじめとした数々の映画に出演して“世界一の美男子”として絶大な人気を博したアランは、60年にわたるキャリアを誇る。授賞式では鳴りやまぬ拍手にあふれる涙をぬぐい、「もしわたしがスターならば、皆さんに感謝したい。他の誰でもなく、皆さんがわたしをスターにしてくれた」と感謝のスピーチをした。トロフィーは娘のアヌーシュカ・ドロンから渡された。(編集部・市川遥)