『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が全米1位!
全米ボックスオフィス考
先週末5月31日~6月2日の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ゴジラのみならず、モスラ、ラドン、キングギドラも登場する怪獣映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が興行収入4,777万6,293ドル(約53億円)で初登場1位に輝いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
本作は『GODZILLA ゴジラ』(2014)、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)に続き、ハリウッドが手掛ける“モンスター・ヴァース”シリーズ第3弾。スタジオの予想興収5,000万~5,500万ドル(約55億~61億円)は若干下回ったものの、見事に首位デビューを飾った。ファンからの評価も高い。ちなみに『GODZILLA ゴジラ』のオープニング興収は9,318万8,384ドル(約103億円)、『キングコング:髑髏島の巨神』のオープニング興収は6,102万5,472ドル(約67億円)だった。シリーズ第4弾『ゴジラVSコング(仮)』が2020年に公開されることも決まっている。
ディズニー実写版『アラジン』は2週目も好調で、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』にも迫る興収4,284万544ドル(約47億円)を稼ぎ出してワンランクダウンの2位だった。累計興収は1億8,553万7,718ドル(約204億円)。
エルトン・ジョンの半生を題材にしたミュージカルファンタジー『ロケットマン』は興収2,572万5,722ドル(約28億円)で3位デビューで、ジェイソン・ブラム製作・オクタヴィア・スペンサー主演のスリラー『マー(原題) / Ma』は興収1,809万9,805ドル(約20億円)で4位に続いた。初登場となったこの2作は、どちらもスタジオの予想を上回る健闘ぶりを見せている。
今週末は、シリーズ完結編『X-MEN:ダーク・フェニックス』や、大ヒットアニメーション映画の続編『ペット2』などが公開される。(編集部・市川遥)
5月31日~6月2日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
2(1)『アラジン』
3(初)『ロケットマン』
4(初)『マー(原題) / Ma』
5(2)『ジョン・ウィック:パラベラム』
6(3)『アベンジャーズ/エンドゲーム』
7(4)『名探偵ピカチュウ』
8(6)『ブックスマート(原題) / Booksmart』
9(5)『ブライトバーン(原題) / Brightburn』
10(8)『ザ・ハッスル(原題) / The Hustle』