『ムーンライト』監督、伝説のダンサー・振付師アルビン・エイリーを描く
映画『ムーンライト』『ビール・ストリートの恋人たち』などの秀作を手掛けた注目の黒人監督バリー・ジェンキンスが、アメリカのモダンダンスを変えた伝説的なダンサー・振付師、アルビン・エイリーを描いた映画で監督を務めることが決定した。Deadlineほか複数のメディアが報じている。
【作品写真】バリー・ジェンキンス監督最新作『ビール・ストリートの恋人たち』
本作は、フォックス・サーチライトが手掛ける予定の作品で、製作はジェンキンス監督とタッグを組んできたアデル・ロマンスキー、歌手のアリシア・キーズらが担当し、脚本はNetflixのオリジナルドラマシリーズ「ボクらを見る目」のジュリアン・ブリースが執筆している。
フォックス・サーチライトは、昨年、アルビン・エイリーの振り付けの著作権を所有するアルビン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターから映画化権を獲得。さらにこの契約には、ジェニファー・ダニングの著書「アルビン・エイリー:ア・ライフ・イン・ダンス(原題)/ Alvin Ailey: A Life In Dance」の映画化権も含まれているようだ。
フォックスサーチライトは、アルビン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターの芸術監督ロバート・バトル、ジュディス・ジェイミソンらと密接に連携して、制作に入るようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)