新海誠『天気の子』午前0時に上映開始する“世界最速上映”実施へ
新海誠監督にとって『君の名は。』以来およそ3年ぶりの新作アニメーション映画となる『天気の子』を、公開初日7月19日の午前0時より上映する「世界最速上映」がTOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ梅田の2か所で実施されることが発表された。
公開間際まで制作が続けられ、公開前の試写会などが予定されていない本作。各会場で1,000人、合計2,000人限定で行われる今回のイベントの実施発表に際して新海監督は「この2年半、観客の皆さんに映画を手渡す日をただただ楽しみに、制作を続けてきました。ついに心待ちにしていた日です。『天気の子』を楽しんでいただけることを、心から願っています」というコメントを寄せている。
『天気の子』は現代の日本を舞台に、家出少年の帆高と不思議な能力を持つ少女・陽菜が出会い、自らの生き方を「選択」する物語。主人公2人の声には醍醐虎汰朗と森七菜という若手俳優が抜てきされており、小栗旬、本田翼、倍賞千恵子、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴も参加している。また、『君の名は。』でも音楽を担当したRADWIMPSが新海監督と再タッグを組んでいる。
「世界最速上映」のチケットは抽選販売される。『天気の子』の公開を記念し、30日に『君の名は。』がテレビ朝日系で放送されることもあわせて発表された。(編集部・海江田宗)