命綱なし、危険度MAXのクライミング!オスカー受賞作『フリーソロ』特報
第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した映画『フリーソロ』の特報が公開され、危険と隣り合わせになりながらも、断崖絶壁の登頂を目指すクライマーの姿が明らかになった。
本作は、安全装置やロープを一切使わずに山や絶壁を登る「フリーソロ・クライミング」の若きスター、アレックス・オノルドの挑戦を捉えたドキュメンタリー。アレックスは、フリーソロで誰も登り切ったことのない断崖絶壁“エル・キャピタン”登頂という夢を抱えていた。2017年6月3日早朝、彼は歴史的偉業を達成すべく、エル・キャピタンに挑む。
特報は、大自然の中にそびえ立つエル・キャピタンと、断崖絶壁に安全装置なしで登るアレックスの姿を映し出す。臨場感あふれるカメラワークはもちろん、前人未到の領域に挑む若きクライマーの奮闘劇にも注目だ。
メガホンを取ったのは、ドキュメンタリー映画『MERU/メルー』を手掛けたジミー・チンとエリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ。本作は第91回アカデミー賞をはじめ、2018年のトロント国際映画祭観客賞や2019年の英国アカデミー賞(共にドキュメンタリー部門)など、世界で20賞を受賞している。(編集部・倉本拓弥)
映画『フリーソロ』は9月6日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開