「銀魂」最終回が配信!感謝やロスの声がネット上に続々
空知英秋による大ヒット漫画「銀魂」の最終回が20日、「銀魂公式アプリ」で配信された。2003年の連載開始から愛されてきた作品の完結を見届けたファンから、ネット上には「空知先生ありがとうございました」「おつかれさまでした」と作者への感謝の言葉が相次いでいる。
「週刊少年ジャンプ」で連載を開始し、昨年9月に同誌での連載を終えたが最終回を迎えられず、「少年ジャンプGIGA」に掲載の場を移したがそこでも完結できず、「銀魂公式アプリ」にて連載。6月20日に配信された第704訓「天然パーマにロクな奴はいない」でついに完結を迎えた。
同日朝から「空知先生」のワードがTwitterのトレンド入り。物語の感想とともに「銀魂と出会えて本当によかったです」「銀魂は最高です」「これからもずっと大好きです」と熱い思いがこもったさまざまなメッセージがつぶやかれている。
一方で、「銀魂ロス」の声も。「終わるなんて信じたくない」「本当はまだ続くって言って」「涙止まりません」「銀魂終わらないで」と作品への愛ゆえにさみしい思いが大きいファンも多いようだ。
コミックス1巻から74巻までの累計発行部数は5,500万部を突破した大ヒット作「銀魂」は、架空の江戸を舞台に物語が繰り広げられる。宇宙からやって来た天人(あまんと)らによって支配される世界で、万事屋を営む風変わりな侍・坂田銀時が志村新八、神楽ら仲間たちと共にあらゆる事件に立ち向かう。
アニメシリーズも人気を博しているほか、2017年には小栗旬主演の実写映画『銀魂』が公開され、その年の実写邦画ナンバー1となる興行収入を記録。翌年には続編となる『銀魂2 掟は破るためにこそある』も公開された。(山田貴子)