アン・ハサウェイ主演作の撮影現場でクルーが首を刺される
アン・ハサウェイ主演映画『ザ・ウィッチズ(原題) / The Witches』の撮影現場で、男性クルーがナイフで首を刺されるという事件が発生した。英米の複数メディアが報じている。
撮影が行われていたのは、『ハリー・ポッター』シリーズでおなじみの、イギリス・リーブスデンにあるワーナー・ブラザースのスタジオ。地元警察は、現地時間19日正午頃に通報を受けてスタジオに駆け付け、容疑者を逮捕、首にケガを負った被害者は救急車で病院に搬送されたと声明を出した。Daily Mail Online によると、スタッフ同士のケンカ中に舞台係が首を刺されたといい、関係者は「撮影現場では人は熱くなりがちですが、こんな事件は今まで聞いたこともありません」と証言している。
事件が起きた時、アンをはじめとしたキャストも現場に居合わせていたのかは不明で、ワーナーは警察の捜査中のため、コメントできないとしている。スタジオは封鎖され、この日の撮影は延期となった。
『ザ・ウィッチズ(原題)』は、ロバート・ゼメキス監督がロアルド・ダールの児童文学「魔女がいっぱい」を映画化するダークファンタジーコメディー。描かれるのは魔女たちと少年の闘いで、魔女たちを率いる大魔女役をアンが務める。ワーナーは1990年にも『ジム・ヘンソンのウィッチズ』というタイトルで「魔女がいっぱい」を映画化している。2020年10月16日全米公開。(編集部・市川遥)