山田孝之、多忙すぎてファンから「休んで」と言われる
山田孝之に2,045日、約5年半にわたって密着したドキュメンタリー映画『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY『No Pain, No Gain』』。「人間・山田孝之」が苦悩と葛藤する姿をとらえた作品について山田がインタビューで語った。
【動画】映画『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY『No Pain, No Gain』』予告編
制作をテレビマンユニオンが担当し、監督、撮影、編集を牧有太、音楽を『スマホを落としただけなのに』などの兼松衆が担った本作。最初は密着の期間などは決まっておらず「密着する」ということだけが決まっていたそう。山田は「この企画を聞いた時期は、自分の中でいろいろな仕事をやっていこうという思いがあったので、それを密着してたくさんの人に観てもらえたら楽しんでもらえるんじゃないかなという思いでした」と明かす。
完成した作品の感想については「観て感じたことは仕事を減らした方がいいなって(笑)」と笑う山田。試写会で一緒になったファンとのエピソードについて「みんなが『休んでください』って言ってくださいました(笑)。『しばらく見れなくてもちゃんとファンでいるので休んでください』って(笑)」と振り返った。
「29歳の時から撮っているんですけど、25歳の時から撮っていたら日中でも遮光カーテンを閉めて、日の当たらない物件を探して、日が沈んだら外に出て日が明けるタイミングで帰るという生活ですね。そこから考えたら相当生活に変化が現れています」と山田。数々の作品に出演する一方で、『ハード・コア』『デイアンドナイト』に山田はプロデューサーとしてクレジットされている。俳優業だけでなく様々なジャンルに挑み続けていることについては次のように語った。
「とりあえず動いてみて、動き出すと勝手に仲間って見つかってくるので、先に仲間を見つけて行こうというよりかは、とにかく一人でもいいからやってみる。他にも一人で動いている人は必ずいるので、そこと出会ったら一気に仲間になれるから、まずは何事にも挑戦してみることが大事だと思います」
『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY『No Pain, No Gain』』は、新たに再編集したブルーレイ完全版240分版が7月1日より発売となる。また、そのブルーレイ完全版、劇場公開日前日に密着したエキストラエピソードが、22日より映像配信サービスdTVにて独占先行配信される。(編集部・海江田宗)